2011/06/07

滅亡の危機 激動する自販機業界

事の発端は彼の言葉から




4月15日、石原都知事は自販機、パチンコの2つの業界に自粛を求めた。
一日に使用される電力はパチンコが450万kW、自動販売機も450万kWと発言。
結局この「電力450万kW」発言は正確ではなかった。


電力(kW/キロワット)と電力量(kWh/キロワットアワー)を混合していたらしい。
日本自動販売機工業会によると「自販機1台の消費電力は約0.3kWほど」らしく、東電管区内の自販機の電力を単純計算してみても25万5千kWほど
パチンコにしてみてもそこまで電力は消費しないらしい。
そして日本自動販売工業会は全国の缶・PETの自販機をすべて「ピークカット機能付き」の自販機にしていることを発表した
ちなみにピーク時は9割の電力カットが可能


詳しくはこちら
http://www.garbagenews.net/archives/1732947.html




つまり自販機は滅亡の危機ではない。
日本以外の国では治安が悪いため自販機自体が存在しない国やスナック菓子、新聞紙などしか売られていない国が多い。
たばこやアルコールが売られている自販機があるのは日本ぐらい。
是非これからも残って欲しい。便利だし。




いろんな自販機がありますね。
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51478926.html






僕が話したいのは、自販機の電力や日本の治安の良さではない。


僕の考える滅亡の危機とはサントリーさんの自販機に限って言えることだ。






最近の出来事である。
近所の自販機から、ある飲み物が消えた・・・




レモン・ライムの風味で感動を与える微炭酸飲料


山のしずく


そう!


あのマウンテンデュー



このマウンテンデューはその圧倒的美味しさ(個人的に)から熱狂的ファンも多い。
イギリスに住む学生がマウンテンデューが好きすぎて名前を「マウンテンデュー」に改名したほどだ。



その美味しさに関係なくマウンテンデューのある自販機は少ない。
大きな路地に設置されている自販機には基本的に置いていない。
裏路地にひっそりと設置されている目立たない自販機に置いてあることがほとんどだ。



今、その数少ない自販機が危機的状況に置かれている。




その原因はわからない。

セブンアップが勢力を伸ばしているからなのか、マウンテンデューが単に売れていないからなのか僕にはわからない。



最近新しいフレーバーのマウンテンデューが発売された。
この影響は大きいはずだ。





飲んではみたものの、ぱっとしない味に落胆の色を隠しきれなかった
この味が僕をさらに不安にさせる。


いつかマウンテンデューが自販機から消えてしまうのではないか・・・



そんな不安を拭いとることができない。



サントリーさんは何をしているのか。
米国では缶だけでなく、瓶やペットボトルなどラインナップが豊富だというのに

なぜ日本では・・・・



昔、レモンの爽やかさとコーラの刺激が絶妙なバランスのコーラ飲料、PEPSI Twistがあったが、
ここ最近は見かけない


好んで飲んでいたコーラ飲料の一つだったのだが・・・・




久しぶりの再会かとおもいきやパッケージが変わっていた。


あの刺激的な印象を与えるパッケージから一変、かわいらしいパッケージになっているではないか。



時代の流れは速い



マウンテンデュー消えて欲しくない



思い入れは半端ではない



マウンテンデューのある一日は失われてはいけない



いつか誰もが認める飲料であって欲しい


そう思いたい・・・


                              Mountain Dew